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2022/12/05 07:00 - No.1247


環境配慮へのおすすめは「二重窓」|YKK APメディアレポート(クローズアップ Vol.27)


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クローズアップ - YKK APメディアレポート -
A-PLUG 事務局

2022/12/05 07:00 - No.1247

 
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YKK AP株式会社が発行する建築業界情報紙「メディアレポート」では、毎月様々な情報をお届け。「クローズアップ」記事では国や企業・シンクタンク等の最新の調査から見えてくる業界動向や住まい手の嗜好・傾向などをご紹介しています。その中で今回は「環境配慮へのおすすめは "二重窓" 」と題した記事をご紹介します。

今回ご紹介するのは「メディアレポート 2022.09」に掲載された記事です。冊子PDFは下記よりご覧ください。

⇒ 冊子PDFを閲覧する


環境に配慮した住まいの条件・設備

おすすめは「二重窓」


アットホームが、全国の加盟店1086社を対象に実施したアンケートによると、「環境に配慮した住まいにおすすめの条件・設備」のランキングは「二重窓」、「太陽光発電システム」、「共有部などでのLED照明の設置」、「電気自動車用充電設備のついた駐車場」、「オール電化」がトップ5となった。

なかでも、1位の「二重窓」は72.1%と圧倒的な支持を得ている。外気の遮断による断熱効果で冷暖房の利用を削減できるため、環境への負荷を減らすだけでなく電気代の節約にもなる。

また、2~5位までは電気関係であり、再エネ利用や電力消費削減が環境負荷軽減につながると考えられているようだ。経済産業省によると、2019年度の「新エネ等」 の発電電力量は10.3%。全体に占める割合は少しずつ増加してきているものの、まだなだ少ない。また、東京都は事業者を対象に一定の新築建物に太陽光パネルの設置を義務付ける条例改正案をとりまとめており、今後も再エネ利用への注目度は高まりそうだ。

「環境に配慮した住まい探しをする際に知っておくべき不動産用語」ランキングでは、「長期優良住宅」が61.4%で1位となった。長期優良住宅とは、長期にわたり使用可能な質の高い住宅のことで、ライフスタイルの変化への対応や住環境への配慮など、社会的に長寿命であることも必要とされる。2位の「エコ住宅」(52.1%) は環境への負荷を抑えるための対策を講じた住宅のこと。具体的には、屋上緑化や雨水の再利用、太陽光・風力エネルギーの利用、ごみの減量などの対策をしている住宅を指す。

家庭部門のCO2排出量は14.5%(環境省、2019年度)と、住まいが環境へ及ぼす影響は大きい。

政府も環境に配慮した住宅の普及に向けて様々な取り組みを行っており、例えば、長期優良住宅を新築、新たに取得した場合には税金が軽減されるなどの制度もあり、住まい探しの際にはそういった点を含めて検討する必要がありそうだ。



[ご紹介]

YKK AP 株式会社 発行「メディアレポート 2022.09


メディアレポート(2022.09)のPDFを閲覧したい方はコチラから
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