A-PLUGのご利用には会員登録が必要です
すでに会員の方はログインください

2018/06/08 14:02 - No.200


第5回 土地活用を認識した明確な提案 今後の住宅事情変化が鍵


S100x100 %e5%a4%a7%e7%86%8a%e3%81%95%e3%82%93
アウトドアリビング提案入門
大熊 一幸

2018/06/08 14:02 - No.200

 
S1200x600 s600x300 %e5%a4%a7%e7%86%8a%e3%81%95%e3%82%93 outdoor living vol5基本設計ポイントを学ぼう第5回は、これからの住まいの提案に関わる問題定義をした上で、アウトドア空間の設計において欠かせないエレメントを8つ紹介する。減築住宅における庭の未来構想外部空間に注⽬するにあたって、今後の住宅事情変化も鍵となっていくことでしょう。特に現在の時代背景では、少子高齢化や人口減少による間引き住宅に空き家問題などの課題に直面していきます。家族構成変化による住まい規模縮少傾向のこの時代に、肥大した住まい空間は求められにくくなっていくことも事実です。そこで外部空間活用は新たなビジネスチャンスに繋がっていきます。乱立した建築計画に合わせて同居せず新たに家を購入して分家が進んでいった時代。そのため実家となる本家に住む人がいなくなり、結果として不動産取得税や都市計画税の圧迫を抑えるため手放す傾向が見受けられています。人が住まない空き家は傷んでしまい解体せざるを得ません。土地のみの売買によって新たな住人が入り街が活性化したのは人口が増加していた頃の話。これからの街作りでは、人口減少に合わせた土地活用法として「隣地への土地売買計画」も検討していく必要があるでしょう。狭く切り売りされた当時の建売住宅には庭空間が少ないため、部屋を増さず庭を楽しむ場所として隣りの土地を購入するという新たな街並み作りの形となっていきます。屋根のない部屋=アウトドアリビングやダイニングにより家族の楽しみを拡大すること。ベジタブルガーデンやイングリッシュガーデンで育む場所を設けること。海外のようなピッシーナという小さめのプールを作ったり、成功者の証でありメンテナンスがステイタスとなっている芝⽣の庭など。休日の楽しみを⾃宅で味わえるもうひとつの⼟地=外部空間があれば庭の提案も変わっていくでしょう。アウトサ ..
 
S100x100 %e5%a4%a7%e7%86%8a%e3%81%95%e3%82%93
大熊 一幸
GRANFACE///レクス-デザインオフィス東京

2010年 東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー2010 ベスト・オブ・ガーデン(部⾨⼤賞)&ゴールドメダル受賞。 2012年 エクステリア&ガーデン設計事務所 「グランフェイス///レクス-デザインオフィス東京」 独⽴起業。 一般社団法人 日本エクステリア設計協会 主席理事 E&Gアカデミー 東京青山校 講師

業務にあわせて効率UPができる
ツールをご提供!

イベント・セミナー全て見る>

Btn gotop