(許容応力度計算の誤解を解くための2025年10月28日Xへの投稿です)よく勘違いされるのでお伝えします。「許容応力度計算」が、ものすごく高度な構造計算で、過剰な計算方法であるかのように勘違いされている方が多いようです。許容応力度計算は、最低限の安全性を確保できる設計方法です。そのレベルなのです。2025年4月の建築基準法改正の国交省の資料でも、「簡易な構造計算(許容応力度計算)」と位置づけています。繰り返します、「簡易な構造計算(許容応力度計算)」です。残念ながら、木造住宅の業界関係者(建築士、建築業者など)は、この簡易な構造計算を高度で過剰な設計と勘違いし、僕が「許容応力度計算」と言うたびに、過剰な設計をさせようと煽っていると言われる始末です。これは仕方がないことなのです。そもそも、木造2階建て以下の建物は、建築基準法において小規模な建物と位置づけられ、構造安全性の確認方法は、超簡易的な「仕様規定」しかありません。仕様規定は、・耐力壁の量を確保する「壁量計算」・耐力壁の配置バランスを確認する「四分割法」・耐力壁両端の柱の柱頭柱脚接合方法「N値計算」・柱の小径の簡易計算と、その他7項目の仕様ルールしかありません。▲水平構面の設計がないため、危険な吹き抜けでも設計できてしまう。▲小屋梁・床梁の断面算定がないため、屋根や床を安全に支えられているか不明。▲基礎断面・配筋の設計がなく、地盤との整合設計もない。まったく、建物の安全性を確保できているとは言えないレベルなのです。この仕様規定+αが品確法の計算です。品確法の計算は水平構面の計算(床倍率のチェック)があるため、危険な吹き抜けは設計できなくなります。しかし梁断面や基礎に関してはスパン表による断面算定となるため、梁断面・基礎は許容 ..
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