集客どうする? SNSどうする? ホームページどうする? 商談どうする? カタログどうする? 商品どうする? 構造どうする? 現場どうする? クレームどうする? 紹介どうする?
こんな迷いを持っている工務店さんは多いと思います。そして、その答えを教えてくれるコンサルタントの先生も大勢います。もちろん、そのアドバイスも的確で役立つことでしょう。
でも、たった2つのマーケティング理論を知れば、自分で考えることができるようになり、道筋を見つけて迷わなくなります。
その2つの理論とは、多くの動物に共通して組み込まれている脳内の「情動システム」と、おそらく誰もが一度は聞いたことがある「ランチェスター戦略」です。情動を使って顧客の心理を知リ、ランチェスターの方程式から導かれる法則を駆使して、売れる工務店になるためのマーケティング入門です。
◆「恐怖システム」
なかなか概念的に理解しにくい「情動システム」について、人間はもちろん動物にも共通するという話をしてきました。それも売れる工務店としての活動を分析するのに役立てようとするものです。
「情動システム」には、「探索システム」・「恐怖システム」・「怒りシステム」・「パニックシステム」という4つの分類があり、前回は最初の「探索システム」についてお話をしました。そして今回は2番目の「恐怖システム」についてですが、じつは「情動システム」を理解する上でも最も重要なものです。
というのも、脳内活動の仕組みを研究していた研究者が、最初に発見したのが「恐怖システム」であったというのです。そして情動は感情とは違う存在であることを確認し、脳内でも偏桃体に「恐怖システム」を司る部位があることを発見したのです。
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