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2026/02/10 17:33 - No.1520


施工性、意匠性・質感の向上にこだわり リウッドデッキをリニューアル(新商品)


メディアレポート|新商品
メディアレポート 編集部

2026/02/10 17:33 - No.1520

 

「新商品」では、商品企画者・開発者の思いを掘下げながらYKK APの新商品をご紹介します。


施工性、意匠性・質感の向上にこだわり
リウッドデッキをリニューアル




「リウッドデッキ S EG」「リウッドデッキ S」を発売しました。
「リウッドデッキ」をリニューアル、これまでの魅力はそのままに施工性、意匠性を高めたことがポイントです。



「リウッドデッキ」は、木粉と高硬度なポリプロピレンを配合したリウッド(再生木)を使用した、安全で長持ちするデッキ。天然木に比べて耐候性や耐腐朽性が高く、傷がつきにくい、ささくれの心配がない、滑りにくいという特徴を持つ一方で、天然木のような風合いが大きな魅力です。

また、サネ構造とすることで小物の落下を防止、床下に光が漏れにくいため雑草の発生を抑える効果もあります。

リニューアルした「リウッドデッキ S EG」と「リウッドデッキ S」は、商品名にサステナブルな素材、ストロングな表面層、シンプルなデザイン、スリップレスな表面仕上げ、スムースな施工、セーフな設計・構造、スマートなメンテナンスの頭文字の“S”を冠しました。
さまざまな特徴を新たな“スタンダード”にしたいという想いから名付けたものです。
床下構造を簡素化し施工性を大きく向上、メンテナンス性や意匠性も進化させました。


施工性を大きく改善
施工時間を約1時間短縮

デッキ材の厚さを40mmに、大引きピッチを拡大など、さまざまな改善を行い施工性を大きく高めました。
この結果、従来250分かかっていた施工時間を193分と57分短縮しました。


剛性、反りにくさ、施工性の最適バランス

デッキ厚を40mmへ
デッキ材の反りは、デッキ材表面が日光で温められ、その後降温した時に表面が元の状態よりも収縮することで起こります。旧商品は薄いデッキ材であったため、束石や土間コンクリートの重さによってフラットに矯正しやすい特徴があり、厚いデッキ材は矯正しにくいと考えられてきました。

今回、基礎や大引き数を削減するためにデッキ厚を従来の30mmから40mmへと厚く設計していますが、断面設計と押出技術の工夫によって旧商品の薄いデッキ材と同等程度にフラットに矯正しやすい商品となっています。また、厚くはなっていますが、旧商品よりもデッキ材1枚当たりの重さは軽くなっています。このように剛性、反りにくさ、施工性の最適バランスを追求しました。

デッキ材を30mmから40mmに

大引きと束柱本数を削減
施工時間を短縮し費用削減も
リニューアルにより大引きと束柱(基礎)の本数を削減しました。2間6尺では束柱を12個から9個へ、大引きを4本から3本へと削減しました。本数削減で強度は低下しますが、デッキ厚を40mmとしたことで従来品と同等の剛性を持っています。施工時間短縮と共に部材の費用削減も実現しました。



束柱を12個から9個へ(2間6尺)


施工治具を同包装

一つの治具で作業が可能に

これまでオプション品であった施工治具を、デッキ材取付部品ユニットに同包装しました。デッキ材の目地幅の確保や幕板の穴位置の罫書など、10通りの使い方ができる便利な施工治具によって、作業精度・効率を高めています。
また、正面幕板固定金具は目地を測ることもできる仕様となっています。施工時にデッキ材の両端に配置することで、目地が均一になり、安心して気持ちよく施工することができます。

正面幕板取付部品を配置することで適切な目地幅になります


細部にわたりさまざまな配慮

根がらみ、幕板取り付けなど省施工化で工夫
施工性を高めるため、細部にわたって見直しを行いました。
出荷の約85%を占めるデッキ550mm以下について、根がらみを標準設定からオプションに変更して省施工化(対象の束柱:Cタイプ、Sタイプ、Tタイプ)。また、その形状をホロー材からソリッド材に変更し、直径10mmの穴加工と穴塞ぎキャップの作業を不要としました。
幕板の取付方法も変更し施工時間を短縮しています。大引きピッチの拡大により側面幕板の取付部品の取付数を削減、また、幕板、上・中間部のヒレが支える仮置きしやすい設計としました。部品を反転して使用することでスペーサーも不要にしています。正面幕板は幕板取付部品の上部からのねじ固定が可能なため、デッキ高さが低くても施工が容易です。さらに金具を一種に統一し使い分けによる誤施工も抑制しました。
また、これまで熱伸縮方向を固定するため1箇所をピンで固定し、他は圧着固定としていましたが、これをねじ固定に変更しました。誤って下穴を大引きまで貫通しても取り付けが可能で、小さい部品だったピンの施工漏れも防止します。

オプションで選択可能な強度・剛性に優れたソリッド構造の根がらみ


 担当者の声 
リニューアルにあたり施工性の改善が大きなテーマでしたが、加えて、反りや不具合の抑制について技術的な面から強くこだわりました。社内に蓄積した過去の知見などを踏まえ理論構築し、さまざまな方のご協力をいただくことで、剛性を持ちながら反りにくく、さらに施工性を高める最適なバランスを実現できたと考えています。

商品開発本部 エクステリア商品開発部 黒部商品開発室 戸川 厚

意匠性・質感を向上
細部にこだわり仕様を見直し
今回のリニューアルでは意匠性・質感をさらに向上させました。サイズや色などにこだわりぬいたリニューアルを行っています。


キャップもより美しく
細かな面にも木シボを
出隅・入隅のコーナーキャップを見直し、意匠性を高めました。サイズダウンし、ねじを見えないようにしたことをはじめ、よりデッキの近似色化を図り、木目シボを小さな面やR面にも施し質感を高めました。出隅コーナー部は片勝ち納まりを新規納まりとして導入、各キャップは幕板の内側まで覆うような形状になっているため安全です。デッキ材の小口用キャップも同様にデッキの近似色とし、木目シボを小さな面やR面にも施すとともに、デッキ材の小口の露出を小さくしました。また、幕板直線連結カバーはサイズダウンしてねじが見えないようにしました。

サイズダウン、デッキ材と近似色などこだわりぬいたコーナーキャップ


幕板を厚くさらに重厚に

目地幅も5mmに変更

今回のリニューアルでは、外観デザインの意匠性を高めました。
幕板厚さを120mmから142mmに変更、より重厚感のあるものとし、デッキ材から束柱までの距離も150mmから200mmに変更することで、束柱の外観への露出を減らしています。
また、目地幅を3mmから5mmに変更、上からねじ調整が可能になり、中間デッキ材の交換がしやすくなりました。


目地幅を5mmに変更、中間デッキ材の交換も容易に


豊富なカラーバリエーション

フェンスや門扉など29種・16デザイン

カラーは、天然木のような質感と繊細な木目柄を追求した高意匠タイプの「リウッドデッキ S EG」がレッドブラウンとナチュラルブラウンの2色、多彩なカラーで住まいと調和するスタンダードタイプの「リウッドデッキ S」がセピアグレイ、ウォームグレイ、ホワイトブラウン、ナチュラルブラウン、レッドブラウンの5色をラインアップ。それぞれ1階用とバルコニー用を揃えています。
また、デッキフェンス・デッキ門扉・ハイパーテションは全29種・16デザイン。豊富なバリエーションで豊富なコーディネイト提案を可能としています。

インテリアと色調をあわせたデッキ空間も


 担当者の声 
「リウッドデッキ 200」は特長ある商品であったため、今回のリニューアルでは従来の特長を失わず改良することに難しさがありました。施工性の向上はもちろんですが、キャップ類も改良をいます。キャップ類はノイズレス化。デッキ材の色に近づけ、サイズを小さくし、今まで以上にデッキ材と調和するシボにしました。よくキャップ類を見ていただくとR面まで細かくシボがついているのがお分かりになると思います。さらにビスが見えない仕様になっているためデッキ全体がよりシームレスになりました。ぜひキャップ類にもご覧になっていただけますと幸いです。

エクステリア本部 エクステリア商品部 ガーデンエクステリア商品企画室 久保 鷹人



リウッドデッキ S EG/リウッドデッキ S



 
メディアレポート 編集部
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