フィンランド、ヘルシンキ在住の大村裕子です。フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。
フィンランドの最新の住宅が見学できる、ハウジングフェアです。これまで戸建住宅を紹介しましたが、集合住宅もあります。
今回は集合住宅を紹介します。
▼前回の記事はこちら▼
第38回 フィンランド住宅のトレンド ハウジングフェア2021(その2)~”Talo Sensu”|移動可能なミニタロ
会場案内図
【出典】 https://www.asuntomessut.fi/
◆保育園が併設された高齢者住宅(高齢者住宅No.17 保育園18)
こちらは会場案内図17高齢者のための集合住宅と、会場案内図18の保育園です。建物は繋がっていて庭を共有しています。高齢者住宅は1-3階、保育園は1階にあります。 高齢者と小さなこどもが、交流できるように設計されています。
こちらは高齢者住宅の共有スペース。リビングルームです。
© Olli Berg
各個室には車椅子で使用できる、広々としたトイレ、洗面、シャワースペースがあります。
© Olli Berg
1階には0-5歳の子供が通う保育園があります。保育園の室内の様子です。
◆屋上に庭がある集合住宅(No.22-24)
会場案内図22-24の集合住宅では、それぞれの住宅のための庭が屋上にあります。
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