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2018/02/26 19:07 - No.187


第6回 代沢の家現場レポート 基礎・屋根断熱の施工ポイント


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【代沢の家】性能向上リノベーション最前線
大菅 力

2018/02/26 19:07 - No.187

 
S1200x600 lbt daisawa t 07「代沢の家」は、地下室を備えたRC造と木造の混構造。そのため足元は通常の木造住宅とは異なる断熱仕様となる。また屋根断熱は内外から施工するイレギュラーな工法を取っている。まず1階部分は基礎内断熱として、熱貫流率が0.020(W/m・K)という高い数値の「ネオマフォーム」90㎜厚を施工した。立ち上がりのほか折り返してベースコンクリート部分にも一部貼っている。ネオマフォームは40㎜厚と50㎜厚を重ねて用いている。コンクリートとネオマフォームは専用接着剤で固定し、ネオマフォーム同士の継ぎ目には気密テープを貼って一体化している。1階床は二重床を採用しているので、基礎断熱を施した上から床パネルや支持足を施行している。立ち上がり部分で床パネルを受ける必要があることから、ネオマフォームの一部を欠いて下地となる30×40㎜を組み合わせている。地下部分は同様にネオマフォーム90㎜厚を壁などの内側に接着剤で貼り付け、その手前側に石膏ボードを留め付けるための木下地を設けている。基礎内断熱にはネオマフォームを使用。立ち上がり部分に床下地を支える下地を組み合わせている 1階床は2重床を採用している地下室の壁断熱の様子。接着剤で固定している断熱材の手前に石膏ボードの下地を設けている屋根断熱は3層構成屋根断熱は内外から施工するイレギュラーな工法を採用し、断熱性能を高めている。まず、一般的な外張り断熱の要領で、野地板の上にネオマフォーム50㎜厚を敷き込み、通気垂木で押さえて専用の長いビスで固定している。 野地板の上にネオマフォームを施工し、通気垂木で押さえているさらに屋根の内側から垂木間に「アクリアネクストα」105㎜厚を充填。さらに垂木の下に野縁を組んで、アクリアネクストα150㎜厚を施工している。段取りとし ..
 
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大菅 力
フリーランス

1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部中退後、木材業界雑誌の出版社を経て1994年株式会社建築知識(現 株式会社エクスナレッジ)入社。月刊「建築知識」、季刊「iA」などの建築、インテリア専門誌の編集長を務める。2010年退社。 現在フリーランスとして、季刊「リノベーションジャーナル」(新建新聞社刊)の編集長を務める。主な著作に「リフォーム 見積り+工事管理マニュアル」(建築資料研究社)、「世界で一番やさしい仕上材(内装編)」(エクスナレッジ)、「心地よい住まいの間取りがわかる本」(エクスナレッジ)などがある。

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