YKK APは、高い断熱性能を持ち健康で快適な住まいづくりに重要な“樹脂窓”の普及・啓蒙をより一層推進する活動として、「APWフォーラム&プレゼンテーション」を2012年より、全国各地で開催しています。フォーラムでは、“高性能な家づくり”をテーマにした有識者からの講演や、高性能住宅や樹脂窓についての 情報提供を行なっています。今回は、「APWフォーラム2018」より、Eee worksの日下洋介さんによる『今考える住まいの燃費』と題した講演の前編をお届けします。日下さんの、「家にも車と同じように燃費がある」というお話を、興味深く伺ってきました株式会社 Eee works代表取締役日下 洋介氏1973年香川県出身、関西のアトリエ事務所にて『機能性とカタチの美しさを両立する設計手法』を学ぶ。2011年、東日本大震災発生を機に『耐震性と燃費性能の見える化は必須』と考え、耐震等級3を標準化 ・ 冷暖房費保証 ・ アフターフォロー無償 これら3つのE(Essence)を基本理念としてEee worksを始動。『住まい手の想いに寄り添い納得いく予算で 浮かび上がるカタチを磨き上げる』 がモットー。◆修業時代に学んだ、大切な教え大阪ミナミの設計事務所で修業時代を過ごされた日下さん。そこで師匠より学び、今でも日下さんが大切にしているのが、『住まいは暮らしの器。機能はデザインに優先する』という教えでした。当時多くの設計事務所が、”機能や性能よりデザイン(美しさ)が優先する”、という考え方をしていた中で、「いくら形がきれいでも、機能的に優れていないのはダメだ」というのが日下さんの師匠の考え方。機能性をどんどん整理していった先に出てきた最後の形がデザインであって、「デザインは決してデコレーションでは ..
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