NEXT STAGEでは、住宅品質の安定と向上を目指して取り組みを実践し、成果を出しているビルダーを「優良ビルダー」と呼んでいます。優良ビルダーは「法的基準をただ守ればいい」「協力業者任せにする」というような現場管理をしていません。ビルダーと協力業者がともに品質向上させるという共通の目的意識を持ち、取り組みを行っています。当コラムでは、そんな優良ビルダーが実践している事例を紹介します。
きれいに精度よくホールダウン金物を取り付けた優良事例です。カタログにある写真のように、ビス頭も真直ぐ留め付けられています。優良ビルダーでは、工事現場を営業の場として活用し「他社との品質の差」をアピールしています。
使用するビスを間違えている不備事例です。床合板用ではなく、横架材用(合板用より短い)のビスを使用しています。メーカー指定のビスを使用していないため規定の引張耐力が確保できない(法令違反)恐れがあります。ビスを間違えて付けている現場をよく見かけますので、現場監督は注意をしてください。
柱金物を設置する場所が悪い不備事例です。柱金物のビスが羽子板ボルトの孔へ突き抜けています。ねじのかかり部分が少ない為、こちらも規定の引張耐力が確保できない(法令違反)恐れがあります。
確認した金物に印をつけている優良事例です。取り付け方や取り付け位置等をチェックし、金物に印を付けていくことで、チェックの有無を明確にでき、見落としを防げます。優良ビルダーは、このようなことをしっかり実践しています。金物の取り付け工事は、住宅の構造に関わる主要な工程なのですが、不備が多く見つかる工程でもあります。職人任せにせず、現場監督がしっかり確認しましょう。
効率良く、現場チェックを行うた ..A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
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