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2023/05/09 08:00 - No.1299


第21回 第三者の専門機関のお墨付き!マンションの給水管を効果的に延命する方法


知らないと損する!マンション管理組合の現場レポート
村上 智史

2023/05/09 08:00 - No.1299

 


はじめに

当連載記事では、管理組合を対象とする「コンサルティング」や「顧問業務」などを生業にしている "マンション管理士としての経験とノウハウ" をもとに、昨今の業界の動向などをテーマに取り上げ、『マンション管理に携わる皆様に役立つ情報』を提供していきたいと思います。


都内にある顧問先のマンション(築21年)では、今月の通常総会で共用給水管の延命対策として電気防食装置の導入を実施することを決議しました。

「電気防食」とはどのよう仕組みなのか、以下ご紹介しましょう。



共用部給水管の一般的な修繕方法

既存マンションに設置されている共用給水管の多くは、配管の内面に錆止めのコーティングが施された「硬質塩化ビニルライニング鋼管」を使用しています。

しかしながら、配管の繋ぎ目となる継ぎ手部分にどうしても隙間が生じるため鉄が酸化し始め、その後徐々に錆(腐食)が進行し『赤水』や『漏水』を引き起こすリスクが

 
村上 智史
株式会社 マンション管理見直し本舗

株式会社 マンション管理見直し本舗 代表取締役社長 村上智史 東京都マンション管理士会所属 マンション管理士・中小企業診断士・宅地建物取引主任者 1964年京都府出身。早稲田大学商学部を卒業後、1987年4月三井不動産に入社。土地オーナーとの共同事業、ビル賃貸事業、Jリート(不動産投資信託)の立ち上げに従事したほか、投資顧問会社出向等を経て2013年3月退職し、同年4月より現職。

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