YKK AP株式会社が発行する建築業界情報誌「メディアレポート」の「注目!!わが社の家づくり」では、全国のビルダー様の取組みや家づくりに対する想いを紹介しています。今回はメディアレポート 2025年1月号に掲載された辻木材様の記事をご紹介します。辻木材(北海道北斗市)★画像挿入★全棟G2レベルの高性能住宅を展開100年の歴史を踏まえ“住まいの町のお医者さん”へ辻木材は1920年(大正9年)に木材の仲卸業者として創業、100年以上の歴史を持ちます。私が入社した時はローコストの注文住宅を展開していましたが、私はランニングコストがかからずに性能が高く長持ちする家、もっとデザイン性の高い家へとシフトしていきたいと考え、徐々に会社の仕組みそのものを変えてきました。木材の仲卸からスタートし100年の歴史を持つ辻木材。4代目の辻将大社長はローコスト住宅から性能とデザインのバランスが取れた住宅へシフトするなど、次々と新たな取り組みを進める。2017年にHEAT20のG1を踏まえ一次エネルギー消費量を30%削減する家を開発しました。坪単価+3万円で付加断熱仕様に、+4万円で第一種換気を搭載するものです。光熱費は月額平均1万3,000円程度と、当時のローコスト仕様の3万8,000円程度を大きく下回るものでしたが総額では120万〜200万円のアップ。「すごいね」とは言っていただけるものの受注は厳しかった。ランニングコストがかからないようにすることを強く押し出すためにはG2レベルで強い差別化を図らなければだめだと強く思いました。創業100年を機にリブランディングを行い、「来夢(らいむ)ハウス」のブランドから「辻木材」の屋号を前面に押し出しました。そのシンボルとして建設したのが、フラッグシップとなるモデ ..
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