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 - No.922


第33回 フィンランド住宅のインテリアトレンド ハウジングフェア2020 その2


北欧住宅事情(フィンランドから)
大村 裕子

 - No.922

 
©Olli Bergフィンランド、ヘルシンキ在住の大村裕子です。フィンランドの建築について住宅を中心に、建築士の視点でレポートしていきます。前回の記事はこちらインテリアトレンド3  ハーモニー 色のハーモニーが各住宅で見られます。壁や天井の仕上げ、テキスタイルなどに柔らかな色調、淡く、白っぽい色調が見られ、安らぎをもたらしています。photo: Olli Bergソファ、ラグ、ソファテーブルの色がなじんでいくように感じられるリビングルーム。ホワイトとベージュ系でまとめられた子供部屋。photo: Olli Bergホワイトとベージュ系でまとめられた子供部屋。photo: Olli Bergインテリアトレンド4  見せる階段階段がインテリアの重要な要素となっています。階段は単に違う階に移動するという機能的なものだけではありません。photo: Olli Berg2階建ての住宅。玄関から入るとまず階段が目を引きます。インテリアの中心になっています。透明な手すり壁で軽さを感じますが、存在感があります。photo: Olli Bergphoto: Olli Bergこちらの3階建の住宅では、階段が全ての階でインテリアの重要な役目を果たしています。インテリアトレンド5 軽くて移動できるフレキシブルな家具以前は大きなL字型のソファや大きなダイニングテーブルが主流でしたが、今年は目に見えて軽量化が進んでいます。移動できたり、変更できることがポイントになってきています。photo: Olli Berg小さめの円形のダイニングテーブル。photo: Olli Bergソファもダイニングテーブルも以前のように大きいものではなく。小さめになっています。ソファーテーブルには、高さの違う小さなものを2つ ..
 
大村 裕子
Leppänen Architects

フィンランド、ヘルシンキ在住。一級建築士。 1996年北海道大学工学部建築工学科卒業。スウェーデンハウス株式会社で16年設計に携わる。主に北海道、千葉、東京にて202邸の注文住宅、別荘、店舗等を設計。 その後スウェーデン、フィンランドにて設計事務所にて住宅を設計。フィンランドの北欧建築視察専門の旅行会社を経て、現在はフィンランドの設計事務所Leppänen Architectsに在籍。

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