『窓の整理術』シリーズ、前回は、周辺環境や方角にあわせた最適な『窓』の”選び方”、”配置の仕方”を徹底する手法、『窓の整理術』の概要とポイントをご紹介しました。※前回記事URL:https://aplug.ykkap.co.jp/communities/42/contents/215 今回は、『窓の整理術-外観編』として、「外観」から『窓』を中心とした視点で住宅デザインを「シンプルで美しく」仕立てるポイントをご紹介します。「へらす」「そろえる」「まとめる」「変化をつける」この4つのポイントを抑えておけば、住宅デザインはシンプルで美しくなるという考え方のご紹介です。外観デザインの際は、つい個性を出すことから手をつけてしまいがちですが、まずは最初に「シンプルにしたて」たうえで、「変化を加えるで個性」を出すという“順序”が一つの肝になります。それでは今回はまず、「へらす」「そろえる」「まとめる」で住宅デザインをシンプルに仕立てる3つのポイントよりご紹介します。●
Point-1 「へらす」 ポイントの一つめは「へらす」です。
「へらす」とは、住宅全体の要素をへらし、シンプルにしていくということです。(a) 住宅の「カタチの要素」をへらす住宅は立地条件等により、複雑な壁面や屋根の形状に設計しがちですが、極力、住宅のカタチの要素をへらしていくことで、シンプルにしてゆきます。(b) 「色・素材の要素」をへらす家全体で使用する仕上げ材や建材の「色・素材の要素」をできるだけへらします。外壁色は1色、ないし2色までがシンプルにまとまります。
(c) 「開口部の要素」をへらす実は開口部は数が少ないほど、外観はシンプルにまとまりやすくなります。こちらが「へらす」をポイントにした ..
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