『窓の整理術』シリーズ、『外観編』では、「へらす」、「そろえる」、「まとめる」、「変化をくわえる」の4つのポイントで、住宅デザインを“シンプルで美しく”する考え方をご紹介しました。 ※これまでの記事はこちら:第1回 ・ 第2回 ・ 第3回これらのポイントをおさえることで、外観を”シンプルに美しく”することはできますが、ただ外観だけを基準に『窓』を決めることはできませんよね!快適な住まいをつくるためには、もちろん『窓』も、周辺環境や方角、また住む部屋の機能にあわせて選んでいく必要があります。『窓の整理術』第4~6回では『内観編』として、内側の機能と外側のデザインを同時に考えて『窓』を選び、配置をしていく手法を紹介していきます。これは、窓の基本機能である「風」、「光」、そして「視線」、それらの3点を意識しながら、方角や部屋の機能に合わせた最適な窓を選び、さらに内観・外観を同時に考えた『窓の整理術』を実践していく考え方になります。はじめに~ 自然の“光”、“風”を上手に活かす窓配置、選び方とは部屋の機能だけでなく、建てられる住まいの環境や方角にあわせて、光と風を活かす上手な窓の配置の仕方を考えるのが『窓の整理術-内観編』のポイントです。上記のイメージ図のように、自然の風を活かし「風」の入口・出口を考え、また方角や部屋の機能にあわせた「光」の採り入れ方や「視線」を考えた、窓の配置と選び方をすることでより快適な住まいをつくりあげることが出来ます。方角にあわせた窓の選び方
大きくは東西南北それぞれの方角にあわせて窓の大きさ、種類、位置を決めていくのがポイントになります。●「南面」は南北に吹く(卓越)風と、日中の光をできるだけたくさん採り込む『大きな窓』●「北面」はプライバシー配慮しながら ..
この続きはA-PLUGに会員登録して
読むことができます!
A-PLUGは工務店様・リフォーム店様などの
建築関係プロユーザー対象の会員制サイトです。