『窓の整理術』第4~6回では『内観編』として、住まいの内側の機能と外側のデザインを同時に考えて『窓』を選び、配置をしていくポイントをご紹介しています。前回は、方角にあわせて自然の「光」と「風」を上手に活かす窓の仕立て方の概要と、具体的には南面の住まいのポイントをご紹介しました。 第4回記事:https://aplug.ykkap.co.jp/communities/42/contents/220 今回は「東面」と「西面」ついて、「風」、「光」、「視線」の3つを考えた窓の仕立て方を具体的にご紹介します。 東面の窓の仕立て方「東面」は開き系の「比較的大きな窓」で、風と朝日を採り込みます。
開き系の比較的大きな窓で、
a. 風:南北に吹く(卓越)風をキャッチして採り込み(採り出し)ます<ウインドウキャッチ>
b. 光:特に清々しい朝日をふんだんに採り入れます
c. 眺望:外の景色を採り込みますd. 配置を整える:1部屋ごとに窓の大きさ/位置をきめるのではなく、隣り合う部屋の窓の「高さ」、上下階の部屋の窓の「幅」「位置」を意識して揃えることが重要ポイントです 『東面』のダイニングルームと外観デザイン ------------------------------------------------------------------------------------ このようにすることで、爽やかな朝日と風通しのいい快適なLDK空間と、シンプルで美しい外観の住まいを設計することができます。西面の窓の仕立て方「西面」はプライバシー配慮した「開き系のスリット窓」で、風を採り込みながら西日を遮ります。
開き系の窓(たてすべり出し窓)で、a. 風:南北 ..
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