自分の知っている最高性能を提案する建築士として、木造住宅の省エネ性能、耐震性能はお客様に選んでもらうのではなく、「自分の知っている最高性能を提案」しましょう!車の例えとして、「燃費の良い車」と「燃費の悪い車」どちらが良いかなどの選択はない「エアバッグの数量」を選ぶことはないそう、これら性能は、車をつくる会社が最高性能を提案しているものです。飲食店の例えとして、「おいしい料理」と「普通の味の料理」、「あまりおいしくない料理」どれがいいですか?値段が若干違いますが、お客様の金で食べる料理なのでお客様が味を選んでください!こんな選択もない、ということです。もう、プロの仕事じゃないですよね・・ 木造住宅は一生に一度だけ建てる方が多く、ほぼ一生住み続けます。そう考えると、木造住宅は最高性能を提案するべきです。当たり前基準を上げる しかし、最高性能を提案するのは大変・・耐震性能で言えば、耐震等級3が最高性能ですが、耐震等級3は意匠設計が面倒、構造計算も面倒、コストアップにあるのでは・・などなど考えてしまいます。 しかし、耐震等級3を標準化してる建築士、工務店、ビルダーも多々あります。では、この大変と思う場合と、標準化している場合、この差は何か??この差は、自分自身の「当たり前基準」です。 耐震等級3が標準化の場合、耐震等級3が「当たり前基準」なのです。だから、耐震等級3を学び意匠設計を行い、構造計算を行い、耐震等級3をつくり続けます。 考えてみてください。基礎に鉄筋を入れること、面材耐力壁を使うこと、根太レス工法で厚床合板を貼ること、これら数年前、数十年前からしたら当たり前のことではなかったはず。それがいつの間にか当たり前になり、標準化されています。 耐震等級3もいずれ当たり前のようにつく ..
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