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 - No.883


第14回 戸建リノベーションの問題点、今の家の地盤改良


安い新築より高いリフォームがなぜ良いか? 
大沼 勝志

 - No.883

 
一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。住まいづくりの達人、一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。今回のお題は「戸建リノベーションの問題点、今の家に地盤改良工事」ということです。今の家に地盤改良工事ができませんかって言われることがよくあります。結論から言いますと出来ます。出来るんですけども費用が掛かり過ぎて、なかなか皆さんやらないのが現状です。今の家の地盤改良ってどんなことをするかというと、家の地盤の脇に穴をあけて、短い杭を横から差してジャッキで下げていく、それを何度も繰り返すわけです。また短い杭を指して、周りをしっかりと固定して、またジャッキで下げていくという作業を、1本の杭に対して何日もかけてやるわけです。そうすれば、下がっていた地盤をしっかりと地盤改良することができます。一般的に40坪の総二階ですと、30本以上の杭を差し込んでつくっていくわけです。そうすると、正直費用という面ではかなりいい金額になります。なのでやる方が少ないというのが現状です。それじゃあ今の家を持ち上げて地盤改良して基礎を作って、また元に戻せないかって言われれば、出来ます。ですが、地盤改良の機械は高さ7mもあります。そのために家を8mも上にあげるのかっていう話になります。持ち上げた家にぶつかれば、家が壊れてしまうわけですから、地盤改良業者はやりたがりませんし、現実的じゃありません。隣の家の高さ以上に上げるわけですから、やはり危なくてしょうがないわけです。それじゃあ、家を横にずらして、地盤改良して、基礎をつくって元にもどせないかという発想も出てきます。これも可 ..
 
大沼 勝志
自然派ライフ住宅設計

自然派ライフ住宅設計株式会社代表取締役、一級建築士事務所「自然派ライフ住宅設計」代表、一般社団法⼈住教育推進機構理事⻑、大沼『木の家』リノベアカデミー理事⻑、一般社団法⼈日本伝統再築士会新潟⽀部⽀部⻑、一級建築士/耐震鑑定士/古⺠家鑑定士/伝統再築士、経営コンサルタント/工務店コンサルタント/住教育インストラクター/空き家アドバイザー

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