前回は、通常は目で見ることが出来ない空気や風の流れをシミュレーションで可視化した動画で換気の工夫による換気量の違いの効果をご説明しました。今回の記事では具体的に、どのようにしたらお客様に換気効果の高い住まいを提案できるかをご案内します。■ ドアで換気!換気ドアは子扉を開けることで、ドア本体を閉めたままでも換気できるドアです。子扉は開き角度40°で制限されているため、「換気もしたいけど、防犯やプライバシーにも配慮したい」という場合には換気ドアが便利で安心です。玄関の換気は一般的にあまり対策をとられていることがない一方、しっかり換気できていないと湿気や臭い、カビの原因にもなります。また、部屋の窓だけでなく、玄関も風の出入り口として活用すると家全体に空気の流れが生まれます。そのため部屋の片側にしか窓が無い場合でも、部屋の窓・廊下側の室内ドア、そして玄関の子扉を開けていただくことで効率的に換気が行えます。ここでは子扉の開閉による換気の違いについて見ています。風上側の窓を開けると室内に風が入ってきます。その時に廊下側のドアを開けても、廊下に向かう空気の流れは出来ません。換気ドアを開けることで、片面にしか窓が無い部屋でも空気の流れが生まれ、防犯性を確保しながら家全体に風が行き渡ります。この条件ですと換気量は9倍以上になりました。換気ドアを使うことで、家全体で湿気やウイルスを追い出し清潔、健康的な生活につながります。▼ 換気ドアに1日でリフォーム「かんたんドアリモ玄関ドア」はこちらhttps://www.ykkap.co.jp/products/reform/doorremo/door_d30/merit/wind.html■ 1つの窓で風の入口・出口の役割を果たすウインドキャッチ連窓は、正 ..
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